歯の黄ばみの原因

歯の黄ばみの原因を徹底解説!

着色汚れ、それがステインです。私たちは毎日の食生活の中でどうしても着色汚れになる原因となるものを摂取しています。

 

乳歯と永久歯の色の違い

子供の歯をよくよく見たことがあるでしょうか。ちょうど生え変わっている時期であればわかりやすいかもしれません。乳歯と永久歯では色が違います。真っ白な乳歯と、黄色味がかった永久歯。その違いはどこにあるのでしょうか。

 

分厚い永久歯

歯は内側に象牙質があり、その周りをエナメル質の硬い組織で覆っています。エナメル質は無色で半透明ですが、中にある象牙質は黄色味がかった色をしています。

 

永久歯になると歯の厚みが増しますがこれは、象牙質の部分が厚くなったということ。エナメル質が無色の半透明であるために、内側の象牙質が透けて黄色味がかった色が目立って見えてしまいます。

 

 

”歯科医に聞きました!”
象牙質とエナメル質、個人差があります。実は象牙質は黄色味がかった色合いも、白に近い方もいれば灰色に近い方も。逆にエナメル質の透明度も人によって違いがあります。歯の色が黄色いことが「歯が悪い」「質が弱い」と言われることがありますがそんなことはありません。

 

 

ドライマウスは歯の色を悪くする?

着色汚れがしやすい特徴としてドライマウスがあります。口の中が乾燥しやすいということ。歯の表面にあるエナメル質、これはむき出しの状態ではありません。唾液が付着して作られているペリクルという薄い膜が歯を覆っています。

 

紅茶や緑茶に含まれているタンニン、さらには食べ物の色素などが、唾液の中にあるカルシウムと結びつき、ペリクルに固着します。それが着色汚れであるステインです。つまり、ドライマウスは唾液が少なくペリクルが作られる量が少なくなります。膜となるペリクルが少ないことでエナメル質に着色汚れがついてしまい取りづらく強固なものになっていきます。

 

ポイント

ガムを食べることで口の中に唾液が多くなりドライマウスを防ぐ効果があります。

 

着色汚れはすぐにつくものではない!

食べたもの、飲んだものがすぐに着色汚れになるわけではありません。ついたばかりであれば歯磨きで落とすことができます。ところが時間の経過とともに歯に強力に固着してしまい落ちづらくなります。

 

ステインになりやすい食べ物は?

赤ワイン

 

どの食べ物でもステインになるわけではありません。こまめな歯磨きで十分に予防できるステインではありますが、嫡子くしやすい食品もあることは確かです。

 

着色性食品

入りの濃い食べ物、飲み物があります。その食品の色そのものがステインになりますので摂取しすぎには気を付けなくてはなりません。

  • コーヒー
  • コーラ
  • ウーロン茶
  • 赤ワイン
  • ブルーベリー
  • カレーライス
  • 醤油
  • ソース
  • 人口着色料を使用した食品
  • 色の濃いうがい薬

 

着色補助食品

食品そのものに色がなくても直接着色するのではなく、着色を促してしまう着色補助食品があります。摂取しすぎることで口の中を酸性化させて歯の表面のミネラルを溶かします。それが脱灰という現象

 

脱灰になった場所は着色しやすくなるため気を付けなくてはなりません。最も危険な組み合わせは着色補助食品と着色性食品を同時に食べることです。

  • 炭酸飲料
  • スポーツドリンク
  • アルコール
  • 柑橘系飲み物
  • お酢
  • クエン酸
  • 梅干し

 

黄ばみの原因

 

タールが色を付ける
  • たばこ
  • 葉巻

 

食べ物以外にある黄ばみの原因

毎日の食生活を「ステインがつかない食品」を選んでいても歯が黄ばむこともあります。まず第一に恐ろしいのはエナメル質の現象です。また逆流性食道炎も黄ばみの原因になることもあります。

 

エナメル質が減少する原因は

年齢を重ねると歯の表面にあるエナメル質が減少してしまいます。象牙質を守るようにあるエナメル質ですが非常に薄いもの。それが長い年月の生活の中でより薄くなってしまいます。

 

着色汚れでではなく、エナメル質が薄くなることで黄色味がかった象牙質が露出してしまうということ。これによって歯が黄色くなった印象を与えています。

 

また、エナメル質減少のもう一つの原因としては歯磨きです。歯磨きで歯が黄ばんでしまっては元も子もないと思われることでしょう。しかし、研磨剤が入っている歯磨き粉を使って歯を強く磨くとエナメル質は傷ついてしまいます。

 

例えば、硬めの歯ブラシでさらに研磨剤がしっかり入った歯磨き粉で磨くとしましょう。しかも力は強めです。これではバイクについている錆を「金属ブラシ」で「さび落とし」を使って落としていることと変わりありません。それを歯に行うことが危険だということがお分かりになるでしょう。

 

1本の歯を細かく時間をかけて優しく磨くことと同時に、歯磨き粉にも注意をしましょう。研磨剤が多く入っていると一時的に歯が白くなったことを感じます。しかし、エナメル質まで削れているため表面が着色されやすくなり、または象牙質が透過して黄色味が目立ってしまいます。

 

おもな原因
  • 加齢による減少
  • 研磨剤による減少

 

酸が強いと・・・

逆流性食道炎、聞いたことがあるかもしれません。胃酸が口の中まで上がってしまう症状です。また「吐く」行為が多い方も胃酸が口の中まで上がってきてしまいます。

 

この胃酸が黄ばみの原因になっているということはご存知でしょうか。

 

胃酸というだけに非常に強い酸です。強酸化物は歯につくと脱灰を起こします。脱灰とは歯の表面にあるエナメルをはがしてしまう現象です。歯全体のエナメルをはがすわけではありませんが、これは「着色補助食品と同じ」現象を起こしています。

 

基本的には口の中は中性に保つことが必要です。歯磨きや、時間がない時には口をゆすぐだけでも構いません。それだけで口の中は中性にかわります。

 

おもな原因
  • 胃酸による強すぎる酸

 

黄ばみが気になっても小さいうちには対応しない

子供の歯

歯にも成長期があります。あごの成長に合わせて歯が移動しています。例えば小さいころの子供の歯を思い出してください。

 

乳歯が抜けきらないうちに永久歯が生えてきてしまうことがあります。思いもよらない場所に永久歯が生えていても、乳歯が抜けて永久歯が入るすきまができれば自然とその場所まで移動します。

 

 

成長期にはこのように歯にも動きがあります。かみ合わせを考えても非常に大切な時期です。小さい子供の歯が黄色かったとしても、当然それは着色汚れとはいいがたいもの。それほど長い年月着色するものを食べてきたとは考えにくいからです。

 

まずは丁寧な歯磨きから始めてみましょう。子供の歯の黄ばみは、歯磨きの不足から起こることが大半です。

 

 

”歯科医に聞きました!”
仕上げ磨きは何歳までしていましたか?物心がつき、自分で歯が磨けるようになったら終わり。多くの家庭がそのようにしていることでしょう。ところが歯は鏡越しであっても自分ではよく見えないものです。歯の生え変わりが完了する9歳くらいまでは、仕上げ磨きをして歯を大切に磨くことをお勧めします。

 

 

今、子供たちの顔の形が変化しているといいます。あごが細く、それによって歯が入りきれないという状況にまでなっているとも。前顎突出などいわゆる出っ歯ですが、あごの小ささに耐えきれずにあごごと前に出てしまっているという症状が実に多くなってきているようです。

 

子供の歯の色、歯の形、あごの形にも親が気にしていかなくてはならないでしょう。長い年月食事をおいしく楽しむためには味覚だけではなく、それをおいしくかむことができる自分の歯が大切です。

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